Tantang works diary

Ussey's diary - hibi tantang-

益子遠足

 暫く暑い日が続いていましたが、今日は朝から肌寒いくらいの気候でした。

 まだ少し雨のぱらつく中、ゆり組のみんなと園バスに乗って益子へと向かいました。毎年恒例となっています、日下田藍染工房での体験教室をメインとした遠足です。

 益子が近付くにつれて段々と雨も止み、とても良いコンディションとなりました。今年も日下田先生が優しくみんなを迎えて下さいました。

f:id:us32:20160705210133j:plain江戸時代から続く紺屋さん、建物もその時代からのものです。 photo by Mar


 ずらりと並んだ藍甕の前で藍染めの説明をしていただき、その後一人一人が藍の葉を揉んで手の色が緑から藍色に変わっていく様を体験しました。

 子供たちが綿繰り(綿と種を器具を使って分離させる作業)をしている間、私も染を手伝わせていただきました。布を甕につけてから脱水、洗うという作業を何度か繰り返しました。

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外から見た工房の様子


 益子の森でお弁当を食べたみんなが帰ってくる頃には洗いの作業も終わり、子供達は自分のバンダナから絞りに使った輪ゴムを外しました。その後更に2回の洗いと脱水。素敵な作品が沢山できました!

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 最後に日下田先生からお話を伺い、ご挨拶をしてバスに乗りました。
 今回も大変お世話になりました。日下田先生、工房の皆さま、お忙しい中ありがとうございました。
 今年は珍しく涼しい中での遠足となったため、体力が温存されていたとみえて帰りのバスでもみんな元気でした。お疲れ様でした!


 戻って一休みした後、作品制作の傍ら、幼稚園の電気窯で先日焼いた、子供たちの作品の残りの分を素焼きました。明日には窯出しができます。

 そして今日もあと少しです。