Tantang works diary

Ussey's diary - hibi tantang-

道を作り、進む人

 今日は朝から幼稚園の園バスに乗り、年長のゆり組さんと益子の日下田邸に行ってきました。

 江戸時代から続く紺屋さんで、茅葺の建物(鍵屋作りと言われているそうです)の中で染色、織物の制作をされています。
 今年もお忙しい中、時間を作っていただきました。

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 中庭から見た景色です。

 藍甕がずらりと並ぶ中の様子です。毎年毎年(もう10年くらい続いていると思います)本当に丁寧に子供たちに説明して下さいます。

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 説明の後、藍の葉を実際に手でもんで緑から青に染まる様子を体験しました。今年もみんなの手が真っ青になりました。

 ここから私は染めや洗いを手伝わせていただいたので、この先数枚はカミさんが撮った画像です。

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 これは収穫した綿から種を取っているところ。少し離れたところに綿畑もあって、いろいろな種類の綿を栽培されています。左の木製の器具は、綿を巻き込んで種と分離する仕組みになっています。
 織物を織る様子も見せていただきました。

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 染めの作業を進めている間に子供たちは城内坂を上り、バスに乗って益子の森へ。

 

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 お弁当と遊びの時間です。今日はいい感じに曇っていたので、みんな消耗も少なかったようです。私も作業の合間に、染めや織の作業をされる皆さんとおにぎりを食べました。


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 戻ってきた子供たちは、日下田先生の説明を聞いてから、染め上がった布から絞っていた輪ゴムをとる作業をしました。直ぐに染まった模様が分かるので、楽しい瞬間です。この後、また水洗いしてから脱水。袋に入れて帰りのバスに乗りました。

 家に戻ってから布を干し、夕食後にアイロンがけをしました。

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 38人分の作品です!広げるともっと素敵なんですけどね。
 今回も日下田さんを始め工房の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。子供たち、先生方もお疲れ様でした。また来年も行けるといいですね!


 夕方は、たまっていた野暮用をまとめて片付けるべく、あちこち周ってきました。全部とはいかなかったけど、かなり状況が進みました。


 
 YESのベーシスト、クリス・スクワイアーさんが亡くなりました。白血病だったそうです。

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 このアルバムも若かりし頃、アナログ盤で聴いていました。一ヶ月ほど前に中古CD屋さんで目にして購入し、このところ良く聴いていました。面白いバランスで作られている作品です。
 いろいろな時代のYESがありますが、クリス・スクワイアーの音の印象は私にとって常に“ユニークなラインと音色”でした。“道を作り、進む人”だったと思います。